
中国茶はなぜ、こんなに香りが良いの?
その理由は、中国茶を作るときの工程にあります。
中国茶をはじめて飲んだ時に、「香りがいい」とびっくりする人は少なくありません。 特に、青茶[アオチャ]は香り豊かな中国茶の代表的存在。 葉を揉んだり乾燥を繰り返す独特の製法によって、葉の中にテルペンという香り成分が多く生成されるそうです。
この香りの種類はひとつではありません。茶樹の品種と製法、環境の組み合わせで、まるで香水の調合のように色々な香りが作られます。時には、ちょっとヘンな香りにも出会えるところも魅力です。
健康を気にする人が中国茶を好むのはなぜ?
忙しく不規則な生活を送る現代の人々に、中国茶の力が役立つと考えられているからです。
ストレス、タバコ、紫外線、食品添加物、油分の取りすぎ…などが原因で体の機能が低下することがあるのだそうです。近年の研究で、その機能低下を助けるチカラが中国茶にあるのではないかという発表があったことから、健康を気にする人たちから好まれるようになりました。
また、その味わいや香りの豊かさによってリラックス出来るという理由から好まれる傾向も高まっています。
色々な風味が楽しめる、それが中国茶。
中国茶には、青茶(烏龍茶)の他にも緑茶、紅茶、プーアル茶など、いろいろなタイプがあります。いろんなお茶を味見して、お気に入りを見つけてください。
[6大分類] 中国茶は、製茶方法によって6つに分けられています。(右図) 発酵は、茶葉を酸化させて香りや風味を増進させる工程です。
青茶には香りがよく飲みやすいものが多く、一般的な烏龍茶もこの青茶に分類されています。
一般的に、全体に緑っぽい葉色の青茶は軽く爽やかな風味で、柑橘類の花のような香りがします。葉が赤茶色がかった青茶は焙煎による香ばしさが感じられ、葉の全体が濃い茶色の青茶には、果実皮や松脂のような深い香りが備わっています。
中国の緑茶、紅茶は、日本茶や英国紅茶に比べてやや野性的な印象。葉そのものの香りが強くあらわれ、種類によっては薬草のような独特のくせがあります。 初心者は、名の知れたお茶から順に試すとよいでしょう。
白茶や黄茶は、生産量も少なく手に入りにくいお茶です。 味を味わうというよりも、水のように繊細な風味を舌で楽しむお茶。上質なものとそうでないものの差が激しいので、良いものだけを試すことが大切。舌の肥えた上級者におすすめのお茶です。
黒茶は、プーアール茶の名でも親しまれています。正露丸のようなスモ―キーな香りが独特で、良い茶葉は比較的飲みやすくコクがあります。比較的手に入りやすいのですが、ピンからキリまで出まわっています。慣れるほどにおいしく感じられるお茶なので、誤解のないように、質の良いものを見つけて飲むようにしましょう。
6大分類のほかに、花の香りをつけた中国茶を花茶と呼びます。
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